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その他眼科情報



つけまつげの危険性

つけまつげは感染症や炎症を引き起こし得る【米国眼科学会】

米国眼科学会(AAO)は5月8日、つけまつげと、まぶたにそれらを付ける際に使用する接着剤の危険性を、消費者は認識すべきであるとの見解を発表した。
具体的な危険としては、角膜の感染症、まぶたの感染症、まぶたの腫れ、ならびに、まつげの永久的または一時的な喪失が挙げられる。
これまでに、ホルムアルデヒドを含有するつけまつげ用接着剤の使用により、感染症やアレルギー反応を来したケースも報告されている。
こうした危険を踏まえ、AAOは、付けまつげの使用を検討している消費者に対して、「エステティシャンが有資格で、評判の良い組織で働いていることを確認する」「エステティシャンが、適切な手洗いおよび衛生管理を行なっていることをチェックする」「接着剤の含有成分を、使用前に確認する」などの点に注意すべきであると勧告している。
つけまつげ、またはつけまつげ用製品の使用に起因する感染症、アレルギー反応、またはその他の炎症反応が発生した場合には、直ちに眼科医を受診する必要がある。

花粉症について

花粉症とは?

アレルギーとは、環境の中、自分の体と合わないものに反応し、炎症を起すこと。花粉によって引き起こしたアレルギー性炎症を総称として、花粉症と言います。花粉が粘膜や皮膚に付くと、体質のある人にはアレルギー反応を起こし、鼻症状、目の症状、喘息、気管支炎・・・など多彩なアレルギー症状が出ます。

毎年2〜4月に流行っているのは ”杉花粉症” です。

杉花粉は軽いので、風に乗せて山から飛んでくる。予防できないが対策を講じれば、症状を軽くすることができます。

対策として

  1. 皮膚粘膜にくっ付くのを減らす 
    ◎外出を控える、サングラスかける、マスクする
    ◎ついた花粉を落とす
  2. 花粉をくっ付いても粘膜が反応を起きにくいように抑える
  3. 炎症起こして症状が強かったら、消炎剤で炎症を消す。

具体的には

  1. 防腐剤の入っていない点眼液で花粉を洗い落として、減らす
    ●目を水道水で洗ってはいけない(目に刺激になる、水道水に目に合わない菌がある。)
     代わりに人工涙液を一日3~4回点眼して花粉を洗い落とすと、効果がある。
    ●防腐剤入ってないので、開封したら10日を目安に処分してください
    ●薬ではないので、自費で購入する。
  2. 抗アレルギー剤点眼薬でアレルギー反応を抑える
    花粉飛散期間中(2月1日から4月中旬まで)点眼薬をする、副作用ほとんどない。
  3. それでも症状が強くなったら、消炎剤で炎症を消す
    消炎剤は体質によって、眼圧上昇する副作用があるので、指示通りに眼圧チェックが必要。

質の良い睡眠を取れていますか?

睡眠の質を良くする方法は、規則正しい睡眠リズムです。睡眠リズムは体内時計で制御されていますが、その制御力は弱いため、自分で強い意志を持って規則性を維持する必要があります。

1、睡眠時間と光

  • 睡眠時間は0時から6時を中心に7時間程度がベスト
  • 起床時間を一定にし、朝日を浴びる
  • 夜9時過ぎからは間接照明にし、パソコン・スマートフォンの使用を控える
  • 平日の睡眠・起床時間のばらつきを30分以内とする
  • 週末も、睡眠・起床時間を平日から30分以上ずらさない
  • 高齢者は6時間眠れればよい。長時間睡眠は不眠の原因となる
  • ヒトは2歳で12時間、20歳で8時間、70歳で6時間しか眠れない

2、生活の工夫

  • 好きな仕事をし、適度な運動をして、趣味を大切にする
  • 人間関係を大切にし、暇にならないようにする
  • 夕方以降のカフェインを控える
  • アルコールの摂取は少量にし、就寝3時間前には終える
  • 就寝前のたばこは控える
  • 昼寝は30分以内にする
  • 夕食には、温かくて、辛いものを食べて体温を上げる
  • 夜は軽い運動をして、ぬるめの風呂にゆっくり浸かる

3、寝室環境

  • 入眠中は、不安にならない最低の明るさが良い
  • 遮光カーテンにし、起床とともに全開にする
  • 静かすぎる場合には、多少音が出る時計・エアコンをつける
  • 夏のエアコンの設定は27~29度で、つけっぱなしが良い
  • 冬の暖房の設定は18~20度にして、加湿器を使う
  • 夏は上掛けをお腹に横向きに使い、寝返りの時にはだけないようにする
  • 冷え性の人は手袋、靴下をして寝た方が良い
  • 敷き布団は女性は柔らかめ、男性は硬めが良い
  • 枕は、女性は低め・柔らかめ、男性は高め・硬めが良い