結膜炎

結膜は目の表面をおおう薄い透明な粘膜で、角膜のまわりの白目の表面と、まぶたの裏をおおうピンクの部分からなっています。目の表面の粘膜には、目に入ってきた異物や病原体が目の中に侵入するのを防ぐはたらきがあります。

結膜炎になると白目が充血して赤くなり、目脂がでたり、涙がでたりします。まぶたがはれることもあります。
その原因には細菌、ウイルスなどの病原体や、花粉やハウスダストによるアレルギーがあげられます。見ただけでは結膜炎の特定の原因まではわからないのがふつうですが、一般的に細菌性結膜炎では黄色い粘り気のある目脂がでることが多く、アレルギーでは白っぽい糸をひくような目脂がでます。